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ご存知のかたは少ないでしょうが、こんなわたしでも怖いものがあります。

高所恐怖症や閉所恐怖症ではないのですが、どうしても意味も無く純粋に生理的に怖いもの。

俗に言う(のかどうか存じませんが)「巨大建造物恐怖症」です。

鉄・コンクリート・パイプ・骨組あたりの組み合わせが最恐です。
鉄塔、発電所変電所、工場、建設中の橋や高架道路・巨大ビルディングなど、本当にダメです。


で、話は一転しまして、最近お気に入りのニュース系サイト(というのかどうか存じませんが)で地元のニュースを見つけてしまいまして。

「真っ暗な京都でいいのか!」 京都市の"ハデな屋外広告規制"条例案に、広告業界が猛反発

スレッドを見る限り、答えは出ているようです。
声を大にして言います。

真っ暗な京都でいいです。
むしろ、真っ暗な京都がいいです。

まぁ限度はありますけども、町の中だろうとどこだろうと、ろうそくだか行灯だか松明だか程度の明かりで充分ですよ。
ネオンで広告ギトギトとかマジで勘弁してください。


で、京都というのはご存知(かどうか判りませんが)のように、景観を大切にするために、あまり高い建物は建ててはいけない事になっております。
また、地域によっては銭湯の営業も禁止となっているようです(煙突がNGという噂です)。

おかげでお風呂が壊れたときには泣きながら我慢するかご近所に借りに行くしかないのですが、巨大建造物恐怖症のわたしとしては、毎日とても快適に生活することができるのです。

大阪や東京など、あまり出かける用事もありませんが、いわゆる「都会」のコンクリートジャングルを訪れるたびに、京都への郷愁でいっぱいになります。


過度に田舎でもなく、過度に都会でもなく、三方を山に囲まれ、見上げれば広めに空が見え、夏は蒸し暑く冬は厳しい我が京都。


京都には和服が似合いますね、などと、無理矢理リネのイベントに絡めてみたりして。
by kyaren | 2006-12-25 20:08 | 戯言
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